
合宿免許で運転免許を取得する場合、自動車教習所には多額の費用を支払わなければなりません。合宿免許コースの料金は、教習料金だけでなく、検定料や宿泊費、食事代などがすべて含まれているのにもかかわらず、通学免許の料金と比べて同程度か、通学免許より安くなっているのが特徴です。しかし、それでも教習所に入るためには、二輪免許だと20万円前後、四輪免許だと30~40万円程度の費用を用意しなければなりません。多くの人は、教習所に行くまでに少しずつお金をためて教習料金分のお金を用意しますが、そのようにしなくても教習料金を支払うことができる方法も存在します。それは、運転免許ローンを使う方法です。
自動車教習所の中には大手信販会社と提携して、教習料金をローンで支払えるようにしている所が多いです。このローンの申し込みは18歳以上から行うことができ、審査を通過することができれば、教習料金を支払えるだけの現金がなくても入校することができます。ただし、20歳未満の未成年者と、20歳以上で大学、短大、専門学校のうちのいずれかに通っている人は、申し込みの際に親権者からの同意を得る必要があります。
運転免許ローンの返済は原則として入校した月の翌月から開始されますが、学生に限り、支払い開始時期を入校から6ヶ月後までに先延ばしにすることができます。これを利用すれば、運転免許の取得時期を学校を卒業する間際にすることで、会社で仕事をし始めた後すぐにローンの返済に対応することができます。