
合宿免許は、ふつうに自宅からドライビングスクールに登校するのとは違って、泊まり込みをしながら、学科教習、技能教習といった、さまざまなメニューをこなしていくというものです。そのため、自宅から登校するのと比較すると、かなりのスピードで卒業ができるというところに大きなメリットがあるといえます。
このような合宿免許の特徴を考えると、教習のための代金はもちろんですが、現地でホテルや宿舎に宿泊するための宿泊料、朝から晩までの食事代、現地への交通費などといった料金もかかるというのは当然といえます。そこで、合宿免許の料金としてはいくらぐらいが適正かということですが、自宅からの登校の場合であっても、最低でも普通車のコースで20万円台はかかるため、合宿免許の場合には、最低ラインが20万円台から、宿泊費が高額なプランであれば40万円台ということもあり得るということになります。
ただし、合宿免許では期間や定員があらかじめほぼ決まっていることから、ドライビングスクール側としてもその分だけ教習車や教官の配置などがしやすいというメリットがあります。そのため、通常の料金よりも、いくらか割引をしていることが多く、宿泊についても団体という扱いですので、こちらもやはり割引料金が適用されています。
このように、合宿免許は宿泊があるからといって、かならずしも法外に高くなってしまうということはなく、夏休みなどの繁忙期を外して申し込みをするようにすれば、逆に料金も時間も節約しながら卒業することが可能なケースがあります。